<2005年12月号>
メールマガジン「お魚よもやま情報」読者の方のページです。
文字情報だけのメルマガにプラスアルファ!
噂のお魚は、実はこんな姿をしているのです!
『メールマガジンお魚よもやま情報』の登録はこちらへ

今月のお題:おでこ美魚の話/アマダイ
▲若狭ぐじ/福井県産 ▲赤甘鯛/江ノ島朝網物 ▲白甘鯛/長崎産

▲それぞれ左が赤甘鯛、右が白甘鯛の顔と尾ビレ
▼アマダイってこんな魚です・・・
彩りがとても美しい魚です。背ビレ近くの濃い赤が銀白色の腹に向かってグラデーションとなり、眼の後方下にくさび形の銀白色の斑紋があります。眼の下は鮮やかな黄色、エラの下、腹ビレ付近にも黄色が配され、大きな尾ビレは赤、黄、藍色という見事な配色です。体は細長く側偏形で、背ビレ、尾ビレ、尻ビレは大きく立派です。そして何と言っても目立つのは独特な顔です。大きな頭は角張って、大きな眼の前から頭部下縁にある口までが真っ直ぐになっているため、秀でたおでこのように見えます。おでこ美魚なのです。
 


◇◆今月のおすすめレシピ◆◇

◆甘鯛の酒蒸しみぞれあんかけ

【材料/4人分】

・アマダイ切身:4切
・しめじ:100g
・豆腐:1/2丁
・三つ葉:適量
・ゆず:適量
・大根:400g
・昆布:7p角4枚
・だし:3/4カップ
・酒:大4
・塩:適量
 
【作り方】
1.ウロコを取って三枚に下ろし、腹骨を取ったアマダイに、うすく塩をして30分おきます。
2.水分をキッチンペーパーでよく拭き取り2.5センチ角に切ります。
3.シメジはさばき、豆腐は奴に切ります。大根はおろしてザルに上げ、軽く水分を切ります。
4.器に昆布を敷き、1/4量の甘鯛、シメジ、豆腐を盛り、酒大さじ1を回しかけます。同様に4人分作り、蒸気の上がった蒸し器に炒れ、強火で約8分蒸します。
5.蒸している間になべにだし汁を温め、塩小さじ1/2〜2/3で味を付け、大根おろしを加えて一煮立ちさせます。
6.蒸し上がったにアツアツのをかけて三つ葉と柚子を散らします。
 

◆甘鯛の香草焼き

【材料/4人分】

・アマダイ:500g位を1尾
・じゃがいも:2個
・バジル: 2枝
・ローズマリー:ドライなら小2、生なら2枝
・オリーブオイル: 1/2カップ
・白ワイン: 1/2カップ
・クレイジーソルト: 適量
・にんにく: 大1カケ
 
【作り方】
1.アマダイはウロコを取って内臓を取り出し、塩をして30分ほど置きます。
2.キッチンペーパーで水分をよく拭き取り、耐熱皿に乗せてクレイジーソルトを万遍なくうすくまぶし、白ワインをふりかけておきます。
3.ジャガイモはよく洗って皮付きのままラップし、電子レンジで5〜6分加熱します。7oくらいにスライスし、クレイジーソルトを振りかけておきます。オーブンを200度に予熱します。
4.ニンニクは厚めにスライスします。甘鯛の腹にバジル1枝とローズマリー少し、ニンニク1,2枚を詰めます。
5.耐熱皿の空いたところにジャガイモを並べ、ちぎったバジルの葉とローズマリーを振りかけます。余ったニンニクを散らしてオリーブオイルをまわしかけます。
6.オ−ブンで25〜30分、様子を見ながら焼きます。
 

◆甘鯛の焼きアラの潮汁

【材料/4人分】

・アマダイのアラ:適量
・三つ葉:適量
・昆布:8センチ角1枚
・しょうゆ:適量
・酒:適量
・塩:適量
【作り方】
1.適当な大きさに切った甘鯛のアラに塩をし、1時間位おいておきます。
2.アラをこんがりと焼きます。
3.焼いたアラを鍋に入れ、アラがかぶるくらいの水を入れ、昆布も加えて火にかけます。煮立ったら昆布を取り出し、灰汁をすくい、弱火にして4〜5分煮ます。
4.しょうゆで味を付け、酒を加えます。椀によそい、三つ葉やネギを散らします。
 


▲メルマガプレゼントクイズ12月号
▲HOME